平成２４年６月に前事務所を退職し、平成２４年７月１日より独立開業しました。まだまだ若輩者と痛感していますが、これまでに経験したことに無駄なものは一つもなく、今後の自分の事務所運営に生きてくると思います。

現在、日本社会は人口構造が大きく変化し超高齢化社会に入りました。日頃の相談の中でも将来に対する何らかの不安を抱えておられる方が多いというのを肌で感じています。法的な面からも様々な対応が求められています。当事務所では、経済、政治といった社会科学からのアプローチを重視し、様々な社会的ニーズに答えていきたいと考えています。

また、私は、小学生の頃より戸畑にある合気道道場に通っています。合気道は、相手とぶつかることなく、相手の動きや力の流れと調和して相手を制する武道です。道場の先生より、「合気道は人を思いやり、人を活かす、平和と調和の武道である。」と教えて頂きました。そんな合気道の精神を生かした司法書士像を目指しています。

最後に、禅の教えに“水到れば渠成る”という言葉があります。水が流れていけばそこには自然と溝ができるように、人も歩んだあとにはひとすじの道が残るという意味です。当事務所も依頼者との出会いを大切にしながら一日一日を歩んでいきたいと考えています。