改正民法・不動産登記法の基本

財産消滅
老後の過酷な現実と財産を守る10の対策

岡 信太郎 著

新書: 210ページ
出版社: ポプラ社 (2022/1/13)
定価: 890円+税

5年後には、65歳以上の5人に一人が認知症を発症!
認知症は介護などの生活面だけではなく、財産にも大きな影響を与えます。
「本人の意思確認」ができないため、資産運用や契約ができなくなるのです。

多くの認知症患者の成年後後見人として資産管理などの手伝いをしてきた著者が、
実際に経験したエピソードをもとに、認知症を患った人や認知症患者の家族が陥る
「お金」のトラブルとその解決法を明かします!

(目次より)

第1章 「ピンピンコロリ」は昔の話~認知症高齢者を待ち受ける10の過酷な現実

事例1:ある日突然、頼みの綱である妻が消えた…残された夫の資産が行方不明
事例2:身寄りがないため施設が入所拒否…お一人様の生活はどうなる
事例3:保有資産があるのに止まらない貧困化…不動産運用への対応
事例4:頼りの義理姉妹が倒れた…老々介護もいずれは破綻
……など

第2章 財産漂流! 高齢者の財産はどこへ行く

高齢者の「老後の備え」「まずは貯蓄へ」習慣が思わぬネックに
生前贈与、生前消費
人生年表を把握する
平均寿命に惑わされるな
本人確認と意思確認ができないと財産は動かせない

第3章 成年後見人のリアル!~普及率5%のからくり

介護保険と両輪のはずが
成年後見制度~国は推奨 なぜ進まない
子どもが後見人になれないショッキングな統計
裁判所への報告、専門家への報酬~なぜ手間が多いのか
「本人の希望」をどこまで後見人が担保できるのか
死後事務には対応できない後見人

第4章 準備をしないのが最大のリスク~財産漂流させないための10の対策

1,資産運用も体が資本 健康寿命を延ばそう
2,5年後 自分はどうなっていたいかを逆算する
3,自分の財産と推定相続人を正確に把握しておく
4,成年後見制度の失敗事例ではなく成功事例を知る
5,子どもに頼れるか夫婦で話し合う
6,あらかじめ後見人を自分で指定しておく
7,地域包括支援センターを活用する
8,ケアマネージャーとの連携でいつでも相談できる体制に
9,元気な内に遺言を作成し自分の希望を記す
10,最近よく耳にする家族信託の利用を検討する

内容説明

認知症になると、お金が下ろせなくなる!?「知らなかった!」ではすまない老後の過酷な現実を気鋭の司法書士が実際のエピソードをもとに明かす!

目次

第1章 「ピンピンコロリ」は昔の話―認知症高齢者を待ち受ける10の過酷な現実(事例1:ある日突然、頼みの綱である妻が消えた 残された夫の資産が行方不明;事例2:身寄りがないため施設が入所拒否 お一人様の生活はどうなる ほか)

第2章 財産漂流―高齢者の財産はどこへ行く(高齢者の「老後の備え」「まずは貯蓄へ」習慣が思わぬネックに;望まれる生前贈与、生前消費 ほか)

第3章 成年後見人のリアル―普及率2%のからくり(介護保険と両輪のはずが;成年後見制度―国は推奨するのに、なぜ進まない ほか)

第4章 準備をしないのが最大のリスク―財産漂流させないための10の対策(対策1 資産運用も体が資本 健康寿命を延ばそう;対策2 5年後自分はどうなっていたいかを逆算する ほか)

著者紹介

岡 信太郎(おか しんたろう)

1983年、福岡県北九州市生まれ。司法書士、合気道家、坂本龍馬研究家。関西学院大学法学部卒業後、司法書士のぞみ総合事務所を開設。相続・遺言・成年後見業務などを中心に、精力的に活動を続けている。


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