司法書士は、みなさまの暮らしのすぐそばにいる法律家として、日常生活から生じる法律問題に幅広く対応しています。
例えば、ご高齢の方の財産管理や成年後見業務、相続や遺言のご相談、不動産登記の手続きや会社の設立、簡易裁判所における訴訟の代理や裁判所に提出する書類の作成、借金問題の解決、といった仕事を行っています。
これらの業務を通して、司法書士は、みなさまの権利や財産を法的に守り、トラブルを未然に防止するよう努めています。また、万一トラブルになってもその法的解決のためのアドバイスとサポートをいたします。
なお、よく弁護士さんとの比較で、弁護士さんは総合病院、司法書士は町医者と表現されることもあり、大きな問題に発展する前に予防法務を担う法律家です。
司法書士の業務(司法書士法より一部抜粋)
- 登記又は供託に関する手続について代理すること
- 法務局に提出する書類を作成すること
- 登記又は供託に関する審査請求について代理すること
- 裁判所若しくは検察庁に提出する書類又は筆界特定の手続において法務局に提出する書類を作成すること
- 民事に関する紛争(紛争の目的の価額が140万円を超えないもの)の簡易裁判所における裁判手続(法令で定める事項を除く)又は裁判外の和解について代理すること
- 筆界特定の手続(対象土地の価額を基礎として法令で定める方法により計算された額が140万円を超えないもの)を代理すること